橋先輩 安らかに・・ 投稿日時: 2019年7月18日 投稿者: 建石征彦橋先輩の訃報に接し、深い悲しみの淵に・・・わが61年度生も現役時代の山行や、橋先輩宅でのアルバイト、そしてOBになっても北海道旅行での嬉しい歓待などで大変お世話になり、年代は離れていてもとても親しみのある、包容力あふれる先輩でした。在りし日の橋先輩の面影を想いながら、心よりご冥福をお祈りします。在りし日の橋先輩・・
橋先輩かく闘えり; 2019年6月16日15:15病室に入る。 橋さんはベットの上であえぎ苦しんでいた。「昨夜迄はベットに座って話ができていたのに、今朝から苦しみ出し、話ができなくなってしまったのよ」と、奥様(和代さん)。 身の置き所のない辛さから逃れる寝返りが打ちたいのだろう。 頭を左右に動かし、背を曲げて呼吸をする。 口には酸素吸入器のマスクがチューブで繋がり、右手首にはカテーテルの管が、自由な動きを制限している。外れてしまうと呼吸停止となってしまうから仕方がない。 繰り返される苦闘の時間。生命力のすべてがこの闘を支えていて、意識や視力、聴力には行き届かない。 もうこれ以上、頑張らなくともいいのではないか? 同日18:24 呼吸が停止する。 苦しみから解放された貴重な刻限である。 翌朝「橋さん!橋さん!橋さん!」と叫んだが「オ、オ!!」とは、おっしゃらなかった。 頬も、肩も、腰も、腕も何かで冷やしたように冷たかった。 その顔は、穏やかというより、闘い切った勇者の充実感があふれる表情だった。 仕事を愛し、家族と仲間を愛し、酒と遊びを愛し、そしてMGWVを愛した好漢、橋 辰男先輩は、79歳の幕を見事に閉じた。 心よりご冥福をお祈りいたします。 ログインして返信する
橋先輩かく闘えり;
2019年6月16日15:15病室に入る。
橋さんはベットの上であえぎ苦しんでいた。「昨夜迄はベットに座って話ができていたのに、今朝から苦しみ出し、話ができなくなってしまったのよ」と、奥様(和代さん)。
身の置き所のない辛さから逃れる寝返りが打ちたいのだろう。
頭を左右に動かし、背を曲げて呼吸をする。
口には酸素吸入器のマスクがチューブで繋がり、右手首にはカテーテルの管が、自由な動きを制限している。外れてしまうと呼吸停止となってしまうから仕方がない。
繰り返される苦闘の時間。生命力のすべてがこの闘を支えていて、意識や視力、聴力には行き届かない。
もうこれ以上、頑張らなくともいいのではないか?
同日18:24 呼吸が停止する。
苦しみから解放された貴重な刻限である。
翌朝「橋さん!橋さん!橋さん!」と叫んだが「オ、オ!!」とは、おっしゃらなかった。
頬も、肩も、腰も、腕も何かで冷やしたように冷たかった。
その顔は、穏やかというより、闘い切った勇者の充実感があふれる表情だった。
仕事を愛し、家族と仲間を愛し、酒と遊びを愛し、そしてMGWVを愛した好漢、橋 辰男先輩は、79歳の幕を見事に閉じた。
心よりご冥福をお祈りいたします。