インド紀行・・・不思議で解らない国

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魚、貝類に始まり鳥・四つ足まで、生でベロベロ食い、出る水は何処ででも飲む、奇妙な国の民が言えることではないが、インドは不思議で解りづらい国である。

1世紀、いや30世紀の時間の隔たりをもろともせず11億人が横一列になって現代の生活している。悪声高い北京に次ぐ、人体に対して悪性濃度の高い、スモッグに四六時中包まれてである。

行く前より、行った後の方がよく判らなくなった。

不思議さ;

3,000年も前に入ってきたという身分制度(カースト)が、無重力の世界からから3時間ちょっとで人が地球に帰ってくると言う時代に、しっかりその教えを守り、その掟に従って人々の生活が行なわれているという。「ゼロ」の概念を発見し、その末裔は世界のIT技術とその応用分野をリードして、縦横に活躍していると言うのに、どうして身分制度など温存しているのだろうか?

解りづらさ;

1)世界で数カ国しか持たない力の象徴、原爆・水爆まで持つ国が、幼子を右手に抱え左手で物乞いする若い母親が街中に溢れているのだろうか。

2)マルチスズキに代表される四輪車が、溢れんばかりに普及しているのに、どうして自転車改造の人力車や三輪オートタクシーが、今も機能しているのだろうか?・・・いずれも私達には想像もつかない、天文学的な貧富の差の象徴なのか。いや、社会福祉的視点に立てば意味があるのかもしれない。

どうしてこれまで革命とか維新だとか、内部圧力の噴出による社会構造の新陳代謝が行われてこなかったのか。

3)(今回の)観光地は、ほぼすべてイスラム帝国(ムガル朝)時代の王宮やお墓ばかりで、今国民の7割と言われるヒンズー教に関するものは見当たらない。ましてや、支持者が1割にも満たないお釈迦さまに関するものなど、遠くの特定な場所での出来事に追いやられて久しいようだ。

いずれにしても、普通何処の国でも国民の7割に支持されている文化遺産を優先して外国人観光客に見せたい、と考えるのではないだろうか?それとも破壊されて今はないのか?

進歩・発展という西欧文明のコアを積極果敢に取りに行き、一旦手に入れたら、それに「追いつけ追い越せ」の頑張り精神で消化し、新たなテイスト(高信頼性・高品質)を生み出して来た、ちまちました特異体質の民が持つ狭い目盛りのスケールで計れるものではないようだ。

今日決まった、我が国の資金援助と技術支援による新幹線が走り始めたら、また様子を見に行こうか?止めておこうか?Good night!!

 

カテゴリー: 近況報告   作成者: 川井宏作 パーマリンク

川井宏作 の紹介

栄光の61年度生の一人 明学就職課紹介の会社に46年間勤務 現在自称健康オタク 書道(照葉会会員/現日会理事)・詩吟の稽古の傍ら「日本らしさ」のルーツを探る勉強中。たまに山にも登る。国家基本問題研究会会員 他に会名の付く4会合(+MGWV OB会会員)に参加。

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