12月5日ジムでギックリ腰を発症して
◆その瞬間から別人。
腰のはずなのに体全体が、わずか1分前のように動かない。最も自信のあった下肢が上体を支えられず、立とうとしても立てない、肝心な所に力が入らず、すぐヨロケ体の軸が定まらない・・・後で気付いたのだが、「やる気」潮が引くように失せた。上下の体の軸がブレルと、背中の下部に思わず声が出てしまうような激痛が走る。呼吸が乱れ、すぐハアハアする。一度立ち上がってしまうと痛みはなくゆっくりなら歩けるのだが、腰が定まらず膝は曲がり、あ痛、タ、タ・・・。 ジム仲間が手を貸してくれ、嬉しかったし、本当に助かった。手を借りてタクシーで鍼灸院へ直行。電気刺激とハリ治療を受ける。
◆その日の就寝と経験
体の上下の軸のぶれに激痛を伴う。寝返りが辛い、目が覚める。横になっていても体のどこかに力が入っているのか、すぐその姿勢が辛くなり体を少しだけ動かさざるを得ない。その都度激痛がその瞬間来ては去る。体に力が入って熟睡には至らず夜が明ける。通常無意識の寝返りは腸を動かしガスを排出する。痛みに負けて寝返りは2,3回程度だったからガスが出ない、ということは腸が動いていないのだろう。着替えが一人では出来ない、膝より下のものを取り上げることが出来ない。要は腰を曲ることが出来ない。自分でも不思議なほど「何もやる気が起きない」変な姿勢でないと歩けない→杖がないと椅子に掛けたり立ったり出来ない→寝返りが大変で腸が動かないから便通が悪くなる→食事中妙に喉にものが引っ掛かるような感じで咳き込む(背中が痛い)。確かに人間の体は、Systematicにできているのである・・・新幹線システムや各種ネットワークシステムと同じなのだ。
◆「腰は体の要」位は知っているのだが・・・
人の体は一つのシステムの「系」をとして組み立てられ機能している。その「動きの」中核部が腰で体の上下に繋がっていることを、痛いほど知らされた。74年目の成果ということか?いや、「年寄りの冷や水」の方が正しいだろう?鍼灸院のベッドは幅80cm程度か 。その上で体を横にするのだが、痛くないように(体の軸をズラさず)横になろうとすると、ほんの少しずつしか動けない。本人は、ジムのマット上で大きく体を動かしているような気分なのだが、結果は10cm程度の成果しかない・・・我がことながら「何のためのトレーニングだったのか」と、一人意気消沈。腰を痛めると普段の活動量の1,2割しか体は動かせないことに気付く。
結局、幹部は腰ではなく背中の筋肉の一つ脊柱起立筋下部(腰の上)に疲労が蓄積していて「屈曲の刺激を受け炎症を起こしたもので休養しかない」と云うことだそうだ。
あーあ!参った、参った。再発防止策は後日。
いやーびっくりしました、小生経験したことのない事でまずは必要な治療をし一日も早く治って元気になってください。
小生来年80歳になりますが今のところ普通に毎日2~3の趣味の世界で楽しんでます。 56年度 戸倉