博覧強記と言われる著者が中立的な視座から戦後日本における議論のねじれを鋭く追及する。客観的事実に基づく検証と世界の現実から考察すればつい先日までの非論理的で危険を煽る大騒ぎがいかにナンセンスか自明の理でしょう。悪質なデマゴークや偏向著しい一部マスメディアに騙されてはいけません。両論を学び世界の常識を知り真実を究めることが賢明な国民の使命であることを忘れてはなりません。情緒に流されることなく書物を紐解き知識を深めることが肝要であると思います。八幡和郎著「誤解だらけの平和国家・日本」イースト新書(新書版ですから割合時間をかけずに読めますし、千円未満で購入できるのでお得です) 是非お薦めします。
「八幡和郎の本を読んで」への2件のフィードバック
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久々に祐一君の勉強家振りに接し、やってるね!
お薦めの「誤解だらけの平和国家・日本」のタイトルに乗っかって「なぜ誤解するか?」で一言。
世界を構成する国々の国情は様々である。私たち日本人は単純に「平和を愛する気持ちは皆同じはず」などと、思ったり、言ったりしているが、実はこれとて公約数にはならない・・・世界には国民国家(国民主権が確立した国)ではない国など沢山あるのだから。
コメント有難うございます。川井先輩のご指摘の通りですね。平和ボケしている国からは想像できない出来事が現実に起こっていることを肝に銘じるべきでしょう。